仕事内容のご紹介
内装の現場は数名のチームで担当することがほとんどです。そのため、他のメンバーと協力して作業を行うチームワークや、作業を効率的に進めるコミュニケーション能力が求められます。材料などの重いものを運んだり、長時間の作業を集中して続けたりできる体力や忍耐力、時間内に作業を終える手際の良さも必要です。
内装工に必須の資格や免許などはないため、これまで建設業に就いたことがない人であっても、興味とやる気があれば未経験からスタートすることができます。
多種多様な作業
ゴツゴツとしたコンクリートの壁・天井に、軽量鉄骨を備え付け、部屋となる空間に、軽量鉄骨で石膏ボードを張るための下地をつくります。軽量鉄骨による天井下地の骨組みに、石膏ボードを張り付けます。さらにその上に吸音化粧ボードを張り、仕上げていきます。 内装仕上の仕事には多種多様な作業があります。
研削と石取替業務
アーク溶接
丸のこ取扱い作業
フォークリフト(1t未満)
クレーン業務 等
こなせる技能士
内装仕上工事業は、工程に沿って3つの専門業種に分かれています。これからの時代は、下地組みから仕上げ作業までこなせる技能士が求められています。
作業環境は恵まれており、建物の中での工事なので、雨の日や雪の日でも関係なく仕事を進めることができます。昔は材料の荷揚げ、天井貼り作業のための足場板の組み立てや移動など、重労働だった内装仕上工事ですが、今はリフトやロボットなどの機械化が進んでおり、軽作業へと変化しています。
また、未来へ向けた都市再開発計画、現在建っているビルの増改築や改装など、内装仕上工事業の仕事は増えることはあっても減ることはありません。
数年間で一人前になれるので、若い人が多いですが、先輩たちは若くても、みんな立派な職人です。
1日の流れ
内装工とは、建築施工の最終段階となる内装工事を手掛ける職人です。具体的には、クロス貼り、軽量鉄骨(LGS)施工、プラスターボード(PB/石膏ボード)の施工、床仕上げ、天井仕上げ、塗装などの内装一式を行います。
この内装の仕上げによって、その建築物の持つ雰囲気や美的な印象がかなり左右されます。
現場へ向かう
集合場所へ集まりましたら、当日の現場へみんなで車で向かいます。
場合により、集合場所に集まらず、個々が自宅から現場へそのまま向かう場合もございます。その際は、遅刻しないようにもちろん時間厳守です。
現場に到着後、お互いに服装チェックして、作業に危険がないかどうか確認します。服装の乱れは、事故の原因に直結します。
仕事内容のチェック
使用する工具・道具がきちんと揃っているか、メンテナンスされているかなど確認します。
工具に不具合があると、正しい施工ができず、満足の行く仕事が出来ません内装業務は、正確性が大切ですので、工具チェックはとても大切です。
本日の仕事はどんな内容で、どこまで完了すべきなのかチェックします。
納期やノルマ等をきちんと確認し、本日中に終わるように一日のスケジュールを確認します。
業務終了
仕事が終わりましたら、工具などを片付け、明日の準備をします。明日すぐに仕事が始められるように、仕事環境を整えます。基本、全員で車で集合場所まで戻ります。その後、現地解散となり帰宅となります。
場合により、現場からそれぞれ直帰する場合もございます。
最後に
仕事中は、皆黙々と集中して仕事に励んでいます。集中しながらも、意思疎通が大切な仕事でもありますので、コミュニケーションを大切にし、報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)は必須事項です。
また、気を抜くと怪我をするキケンな仕事でもありますので、仕事中は厳しく指導します。
仕事が終われば、みんな仲良く、アットホームな職場です。